Arsenal 5-0 Sheffield United
Sat Oct 28 – 15:00 Emirates Stadium
スターティング: やべぇ!シーズン終わっちゃったから来季こそ更新する!
ガビー エディ ビッグサカ(C)
スミス朗 こめお 幅さん
チェン子 ガブちゃん サリバ ベンホワ
ラヤ
■ゴール:
エディ(28、50、58)
阿部ちゃん (88 pen)
スーパー冨安 (90 + 7)
■ 交代:
66 ベンホワ → トミー
66 ガビー → とろサーモン
74 スミス朗 → 阿部ちゃん
74 ビッグサカ → ネルソン提督
89 こめお → 西島さん
■レフェリー: Tim Robinson
スポンサーリンク
現在好調のアーセナルにとって、9戦0勝8敗1分勝ち点1でダントツ最下位のシェフィールドUは、数字だけ見ればイージーな相手。
しかし実際のUは、ニューカッソーに8-0コールド負けしていることを除けば、ユナイテッド戦は77分まで1-1、シティ戦は88分まで1-1、フォレスト戦は89分まで1-1、そしてトッテナム戦も100分まで1-1と、とんでもない謎の粘りを見せつけている粘着クラブ。
しかもそんな相手にこそ、ころっと逝きがちなアーセナル。
一体どうなってしまうのか!!!
という心配は全く無用でした。
前半こそエディの一点で凌ぎ切られるものの、後半立て続けに2ゴールを決め自身初?となる圧巻のハットトリックを達成。
こんな頼もしいエディはいつぶりでしょうか。「ジェズスが離脱すればするほど覚醒あるある」発動で、手が付けられない状態に。
さらにヴィエイラが削られてPKをゲッツするのですが、ここにももうひとつのドラマが。
🗣️ “I was on it, I was going to take it but Fabio, it’s a special moment for him. I think he’s expecting a baby and he won the penalty. He asked if I can take it and I said of course, it’s a team sport – I’ve got three so…”
Eddie Nketiah said he gave Fabio Vieira the penalty ❤️ pic.twitter.com/ABMAfy59Tn
— Connor Humm (@TikiTakaConnor) October 28, 2023
「僕がペナルティを蹴るつもりだった。でもファビオにとって特別な瞬間だということもわかっていた。彼の奥さんは出産を控えているんだ。そしてファビオが蹴っていいかと訪ねてきた。もちろん!と答えたよ。僕は3つ決めてるわけだし、なによりこれはチームスポーツだ」
そして最後のトドメは、
冨安健洋 記念すべきプレミア初ゴール!!!!!
しかもこれがプレミア50試合出場という節目。
天に向けた人差し指は、昨年亡くなられたお母さんへのものでした。
Takehiro Tomiyasu dedicated his first goal for Arsenal to his mother who passed away last year. ❤️
— AFCnewsroom (@TheAFCnewsroom) October 28, 2023
この投稿をInstagramで見る
昨年、人知れず怪我と訃報でどん底だったであろう冨安が、ついにここまで復活を遂げた。
そんな彼を支えてくれたのは、チームメイトだったのかもしれません。
そんな冨安にアシストしたのが、怪我により長年ベンチにすら入ることのなかったエルネニーで…
Victoria Concordia Crescit.
これは「勝利は調和の中から生まれる」というアーセナルのモットーです。
怪我をしたジェズスに代わりエディが奮起、そんなエディが出産間近の仲間にPKを譲り、そして暗く長いトンネルを抜け出た冨安を選手全員で祝福する。
まさにこれは、アーセナルというクラブを凝縮した、90分のドラマでした。
そして、ダントツ最下位相手でもこれほどまでドラマを詰め込めてしまうアーセナルは、どこまでも最高なのです。
最後に、冨安、おめでとう。
50試合目のこのゴールがひとつの節目となり、ここからまた、一皮向けた新たなスーパートムが見られることを、切に願うバカリです。
▶️ Now playing: All the goals from our 5-0 win over Sheffield United pic.twitter.com/fjGXkirojS
— Arsenal (@Arsenal) October 28, 2023
マッチレポ動画はなるはやでアップします。
コメント
先ずジンチェンコ。ウーデゴーアの不在を感じさせず。守備も責任感を持って。
一点目のライスのパス。私が長い間アーセナルに求めていたもの。実は英国人がやる、とも思っていた。キヴィオルはライスよりインテリジェントで繊細。
何方がいい、とは一概に言えない。どちらも素晴らしい。
そうした中で富安。ホワイトが障害物プレイをどうしても理解できない(味方の邪魔にと)からと言って、自身も封印することはない。
私の意見では、富安のは邪魔になっていない。必要なのは(やるからには)たとえ1秒でもFWの様に。その意味で、この得点は大きかった。
多様な価値観の集積こそが勝利を呼ぶ。
BGMは「ジャックジョンソンのテーマ」フットフーラーバージョン。