スポンサーリンク

欧州スーパーリーグ構想は何故再燃したのか?お気持ち表明したクラブは?

あのスーパーリーグ構想が、再びゾンビのように蘇ってきました。

スポンサーリンク

欧州スーパーリーグ構想とは何か?

まず「欧州スーパーリーグ構想とは何か?」については、こちらをご一読いただきたいのですが、

ご一読時間出来ない皆さんのためにザックリ。

「欧州スーパーリーグ構想」とはズバリ、UEFAに対抗する形で画策された新たな欧州リーグです。

以前から噂のあったこの構想ですが、ボスは2009年の段階でこの新リーグについて予言していました。

おそらく10年後には新たな欧州リーグができるだろう。

10年以上前からボスが警鐘を鳴らしていたリーグが、2021年4月に突如正式発表。レアル・マドリード、バルセロナらが先頭に立ち、イングランドからは、アーセナルをはじめ、ユナイテッド、リヴァプールの超名門をはじめ、チェルシー、シティ、そして何故かトッテナムを含めたビッグ6が組み込まれる形となっていました。

2021年の発表当時は、各クラブがコロナ禍による財政困窮もあり「マニーこそ正義。なんかわからんとこに搾取されるより、自分達で一儲けしよう!」という画期的なリーグを目指していたのでしょう。

↓搾取してる、なんかわからん人たち

ところが、蓋を開けてみれば、サポーターないがしろの、マニーしかしか見ていない金満至上主義のリーグであることが判明。

というか、皆薄々わかっテタ。

唐突すぎる発表と怪しげなコンセプトに、各クラブのサポーターは激オコ。この構想の中には「本拠地移転の可能性」も示唆されており、各スタジアム前ではデモが行われる事態に。

欧州スーパーリーグ構想 エミレーツ・スタジアム

また既得権をがっちり死守したいUEFAやFIFAも、「彼らは世界の秩序を乱そうとしている!」という名目で、そっちに流れたクラブのCL出場権は剥奪する!とかそっちに出場した選手はW杯に出場させない等の脅しをかけ、発表後48時間でほとんどのクラブが陳謝すると共にスーペルリーグからの離脱を発表。この騒動は一気に収束していました。

アーセナル公式の謝罪文

その時のアーセナル公式の見本的謝罪文がこちら。

サポーターの皆様へ

この度、オーナーであるクロエンケの身勝手な行動により、いつも応援してくださるファンの皆様、ならびに、ご支援してくださっている関係者、クライアントの皆様を裏切る形となり、多大なるご心配とご迷惑をおかけしたことを、心から深くお詫び申し上げます。

オーナー以外のスタッフは、一度も皆様の愛情を忘れたことなどありませんが、ここ数日間におけるファンの皆様の反応を拝見し、改めて世間を裏切ってしまったオーナーの無責任極まりない行動を深く反省している次第です。

もちろん多少の炎上は覚悟していましたが、ここまで大炎上するとはオーナーも思っていなかったようで、皆様に苦痛を与えてしまったことをオーナーに成り代わり平身低頭お詫び申し上げます。

スーパーリーグに参戦した理由につきましては、オーナー以外のスタッフは当然明るい未来がないことは重々承知しておりましたが、不確実性の多いこのコロナ禍の中、「選手に金がかかりすぎる。うちには油田がない」が口癖のオーナーに残された選択肢はそこしかありませんでした。この部分に関してだけは、何卒ご理解いただければ幸いです。

ですがこの度、ファンの皆様の並々ならぬ熱い情熱とご批判を受けまして、例のスーペルリーグから撤退することを決定いたしました。

これは全てオーナーの奢り、そして責任感の欠如により引き起こした間違いです。深く反省するとともに、お詫び申し上げます。

この度のオーナーの愚策により信頼を取り戻すことは大変時間がかかるとは思いますが、このスーペルリーグへの参戦は、油田を持たない我々の財政面を安定させ、ひいてはファンの皆様が愛するアーセナルというクラブを護りたい一心で推し進めたものです。全く悪気はなく、オーナーのほんの出来心だったことだけはご理解いただければ幸いです。

最後になりますが、パンデミックの蔓延により信じられないほど生きることが困難な状況の中、皆様に不安な思いを抱かせてしまい申し訳ございませんでした。

我々の目的は、アーセナルというクラブのために正しい判断を行い、保護し、前進させることです。しかしこの度、我々はオーナーの責任感の欠如により間違いを犯しました。これを深く反省し、失われた信頼を一日でも早く取り戻せるよう、努力していく覚悟でおります。

あらためて、ファンの皆様、関係者の皆様に重ねて心からお詫び申し上げます。

アーセナルボード

※英語が苦手なので全部雰囲気

何故スーパーリーグ構想は何故再燃したのか?

そんな流れで葬られたはずのスーパーリーグ構想が、今回何故再燃したのか?

その理由がこちら。

ざっくり言うと、

「欧州スーパーリーグに参加するなら、CLとかW杯出場権とか色々剥奪しまーす」というUEFAやFIFAの訴えを欧州司法裁判所が棄却したため、それならばと、再びゾンビのように蘇ってきた模様。

ちなみにスーパーリーグに参加するとこんな特典が付いてくるようです。

64チームに大解放
楽しい昇降格ありの3部制 (星組・金組・青組)
ホーム・アウェイ安心の14試合保証
リーグ戦上位4チームを決勝Tへご招待
安心安全のオープンコンペティション

当初の草案は入れ替えなしのズンドコリーグでしたが、今回はしっかり入れ替え制を導入。

とはいえ、入れ替えるくらいのクラブがなければ、そのシステムもままなりません。

ということで、これまで参戦を表明したクラブを見てみましょう。

これまでお気持ち表明したクラブ

アーセナルもお気持ち表明。当然のことながら参戦拒否の姿勢を貫いたわけですが、

他の主要クラブも続々辞退を表明。

不参加を表明

イングランド
アーセナル、ユナイテッド、シティ、チェルシー、バスケ鶏、

スペイン
レアル・ソシエダ、セビージャ、ヴァレンシア、アトレチコ・マドリード

イタリア
インテル、ASローマ、アタランタ

ドイツ
バイエルン、ドルトムント

フランス
PSG、モナコ

その他
フェネルバフチェ、セルティック、フェイエノールト、コピンハーゲン

※12月22日時点

以上のように続々辞退を表明しています。

参戦を表明したクラブ

そんな中、参戦を表明したクラブがいくつかあります。

それが言い出しっぺのレアル・マドリードとバルセロナ。

マドリーのペレス会長が大量のトロフィーの前で「今日は歴史に残る素晴らしい日だ」と力説。

バルセロナのラポルタさんも「競争力を高める素晴らしい機会だ」と熱弁。

これはうまくいけば、リーク通り、

毎週夢のクラシコであんじゃね!?

と思われましたが、ここに思わぬ伏兵登場。

ナポリも加盟に前向きの一報。

ということで、

毎週クラシコ時々ナポリ

みたいなことがあるかもしれません。

まとめ

ただそもそもなんでこんなことになってるかっていうと、

こういう「腐った組織の存在」があるわけです。

そらぁ自分達でやっちゃおうぜ!っていう声が出ても致し方ないのかもしんない。

つーわけで出てきたこの新リーグ構想ですが、

古参利権勢 vs 新自由マニー主義勢

どっち転んでも地獄だとするならば、

地域密着型の歴史ある地獄の方がまだ天国!

ワンチャンCLとスーパーリーグに併用参戦が可能だとしても、ただでさえ日程的に死ぬのに、今度こそマジガチで死ねる。あまりにも非現実的。

っつーことで、俺はスーパーリーグ反対一択となりますが、皆さんはいかがでしょうか?

エジルはこんな言葉を残しています。

子供たちは、スーパーリーグではなく、ワールドカップやチャンピオンズリーグで優勝することを夢見て大きくなる。

そしてビッグマッチは毎週いらない。

年に1、2回だからこそ価値があるんだ。

これなんだよなぁ…

プレミア下位と戦ってるヒリヒリ感は、このリーグじゃ絶対に味わえない。

てかこのロゴよ、、、

現場からは以上です。

自由研究動画

【崖っぷちから奇跡の生還】カラフィオーリのトリセツ



↓あざーす!あなたのそのひとぽちがモヅベーション。
人気ブログランキングへにほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

【全試合放送】プレミアついに解禁!1ヶ月無料♪

自由研究動画

【崖っぷちから奇跡の生還】カラフィオーリのトリセツ



↓あざーす!あなたのそのひとぽちがモヅベーション。
人気ブログランキングへにほんブログ村 サッカーブログ プレミアリーグへ

【全試合放送】プレミアついに解禁!1ヶ月無料♪
妄想記事を描いている猿

アーセナルのせいで日本に帰国できなくなった非国民、出家信者。「妄想8割・ガセ2割」をモットーにアーセナルのエア情報を垂れ流す意識低い系ブロガーとして、日本人グーナーのメディアリテラシー向上に貢献すべく、ほぼ毎日ブログを更新中。

さる@グナーをフォローする
関連記事
スーパーリーグ
スポンサーリンク
さる@グナーをフォローする
Arsenal (アーセナル) 猿のプレミアライフ

コメント

  1. 343 より:

    英国は関係ないだろう。怯えて泣きつき、仲間に入れてくれという可能性はあるが。
    最終的にはEUリーグ。スーパーを名乗るかは別。
    重要なのは権威ある国際機関が権力の乱用、と言われたこと。
    勿論英国は関係ない。権威ある方がアルツハイマーとは誰も言わない。
    冷静に考えれば、望ましい状況になったと言える。
    対抗できるリーグの存在は、(今は幻だとしても)プレミアを健全化に向かわせる。

    ベッカムは英国サッカー史上最高の選手だったかもしれない。多くの国で一定以上の力を証明した。
    性差別、暴力主義のギグス。品位の無い言葉で人を侮辱するスコールズ。ワールドクラス(世界的品位)とは絶対に言えない。ファーガソンは間違っていた。
    …それは今、王子様によって差別主義的思考から発せられたものだったと証明された。

  2. […] 欧州スーパーリーグ構想は何故再燃したのか?お気持ち表明したクラブは?欧州スーパーリーグ構想とは何か?www.arsenal-monkey.com2023.12.22 […]

タイトルとURLをコピーしました