↑今アーセナルのサイトがこんな感じになってます。
え、誰か亡くなったの!
もしかして連敗したお詫びとか!?
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、全く違います。
これは「No More Red!10代のナイフによる犯罪と暴力撲滅キャンペーン」の一環。
One team. We are The Arsenal ⚪️
We will wear an all white kit, drained of our iconic colours on Sunday in support of the No More Red campaign.
— Arsenal (@Arsenal) January 4, 2024
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「No More Red(もう赤はいらない)」キャンペーンとは?
ここロンドンでは、10代によるナイフによる犯罪が、年々増加の一途を辿っています。
道を歩けば、干上がった血溜まりの跡や献花の束を見かけることも多々あり、ニュースを辿れば「10代のキッズがStabbed(ナイフで刺される)」の文字。
ちょうど今年の年越しイベントでも同様の事件があり、プリムローズヒルというロンドンのど真ん中にある小高い丘で、16歳の子が刺殺されるという事件が起きました。
Harry Pitman – Primrose Hill. This is where the native school boy was murdered last night. Here we can see the ambulance moving though the packed crowd. After being informed of the killing, Khan still described the evening as “a marvellous night” 🏴 pic.twitter.com/2dCMcsEqot
— 🇬🇧RonEnglish🇬🇧🏴 (@RonEng1ish) January 1, 2024
そんな背景を受け、アーセナルとアディダスは「安全な地域づくり」というロールモデルを目指し、ここ三年「No More Red」と銘打ったキャンペーンを行っています。
NO MORE RED(赤はもういらない)
「無駄な血はもう流さない」という意思表示。
チームカラーとはクラブの命。
そんな命を捨ててまでの試みだからこそインパクトがあり、ロンドンだけでなく世界中に拡散出来る。
実にアーセナルらしく、素晴らしい試みではありませんか。
この純白シャツはどこで着用するの?
アーセナルは3シーズン連続、このシャツでFAカップを戦います。
初戦は『All or Nothing』でもおなじみ、とんでもない爆敗でテタさんが盛大にブチ切れたノッティンガムの森戦。
昨年はエディの2発、3-0快勝したオックスフォード戦。
以上のように、全て縁起悪いみたいな感じではありませんので、リバポー戦も前向きに期待したいと思います。
ちなみに赤以外のシャツをホームゲームで着用するのは138年の歴史で初らしいのですが、その赤をリバプールに与えることだけは控えていただければ幸いです。
その白シャツどこで買えんの?
で、そのシャツどこで買えんのよ?
皆さんが気になるところだと思います。
俺もここ3年ずっと気になってます。
しかし残念ながらこれは非売品。ショップで購入することは出来ません。
ですが、その代わり、新しいオーダーメイドのコミュニティT シャツ (30ポンド) が1月29日からショップ購入可能。売上は全てNo More Redプロジェクトの団体に寄付されるようです。
ご興味のある方は是非!
💬 “Working with these young people, I see how they behave and through their behaviour I see what their goals are and what they want to do… I just want to make sure they can achieve their goals.”
More info on the No More Red initiative 👇
— Arsenal (@Arsenal) January 5, 2024
コメント
親はあらゆる事を考え決断する。どちらかが難病を抱えている場合が解りやすい。
崇高なものであり、何人であれ口を挟む権利はない。
真面な文明人なら、そのぐらい解っている筈。
自分で決めたルールを破り、その地位を追われた人の意見がニュースに。
英国は狂っている、といわれても仕方ない。
色の話をするなら此方の方が先だろう。
犯罪の発生に対し、何もしなかった英国人内部スタッフ。全試合無観客にするとかの方がまし。