冬の移籍市場ついに開幕!というわけで、アーセナルの冬のマーケッツについてまとめてみました。
あくまで初夢ってことでお楽しみください。
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冬の補強ポイントは?
我々アーセナルは、先発メンバー全員元気!が前提の元、「一歩踏み外せば地獄ッッッ」という鉄骨渡りをしているわけですが、年末の過密日程による失速からもわかるように、そんなノンキなことも言ってられなくなっちゃいました。
しかもこれから始まるFAカップ、CL本戦と、さらなる地獄が待ち受けております。
というわけで、まずはどのポジションが補強ポイントなのか見てみましょう
現時点手薄となっているのがセンターバックとサイドバックの守備陣。
CBはガブちゃん、サリバが出ずっぱりで疲労困憊。SBもティンバーがACLで長期欠場でまだ先、ホワイトも怪我を押しながら出場、チェン子も怪我がち、さらに頼みの綱冨安は復帰したものの1月からアジアカップで不在となるなど、実際テタさんも悲鳴をあげている状況。
また中盤も、ライスのバックアッパーは必須。しかし満身創痍のパーティに加え、ジョルジ、エルネニー等、軽度の怪我とはいえ肝心の時におらず、長期で考えても手薄。
さらに前線も、明らかにサカが酷使無双でヘロッヘロ。そして一人でなんでも出来るワントップがいれば助かる。
また、ラムちゃんどーすんの問題。25歳とまだ若いラムちゃん。ここまで干されちゃうと、本人も先発でプレー出来る居場所を探すのは必然。となるとバックアッパーが必要になるかもしれない。
以上のように、補強ポインツが多々あるわけですが、問題は時期。現在はシーズンど真ん中。こんな時期に、ほいほい貴重な選手を放出するクラブなどあるわけがありません。
ただ万が一放出してくれるとしても、それ相応のマニーが必要。
そんな中大きく立ちはだかるのが£105m問題。今夏にこれまでの記録をぶち破るライスの契約及び、幅さん£60mなど大規模契約を行なったこともあり、油田を持たない我々の予算は限られております。
またファイナンシャル・フェアプレーを考慮したラヤとの契約金の残金£27mの支払いも残っており、新たな契約にあたりそれも考慮にいれなければなりません。
資金を得るためには選手を正しい額で売らなければならない。
しかし商売下手なアーセナル…
とそんな山積みの問題は今回はさておき、無邪気に噂の選手をリストアップしてみました!
ディフェンダー関係
ディフェンダー関係で噂に上がっている6人を紹介。いずれも初見ですが、ツラ的にはすぐにフィットしそうな予感がぷんぷん丸。
CB・SB ヨレル・ハト(アヤックス / 17歳)
Arsenal are plotting a move for Ajax teenager Jorrel Hato. The 17-year-old can operate at centre-back and left-back, and has played every minute of every game for Ajax this season. A summer move is understood to be more likely than January. #AFC https://t.co/JkCDCXRa5f
— Sam Dean (@SamJDean) January 4, 2024
16歳10ヶ月でトップチームデビューを果たし、2023年11月10日にはオランダ代表に初招集されたオランダ超新星の一人。
CBと左サイドバックでプレー可能なため、手薄なDFを全て補完することが可能。またアヤックスのスタイルがアーセナルにフィットしやすいとの利点も。
そんなハト君には是非平和の象徴として戦って欲しいところですが、即戦力が必要な現状ではこの冬は現実的ではなく、夏のほうが確率高いかも。
CB ニコ・シュロッターベック(ドルトムント / 24歳)
ドルトムントのニコちゃんも長期的なターゲットとして考えられているようです。
( The Athletic )
メルティを彷彿とさせる、神経質っぽい人間味溢れる独特のフェイスが特徴。
ちなみにニコちゃんのフルネームは「ニコ “セドリック” シュロッターベック」。「セド」を継ぐものに期待したいところですが、果たして!
CB マタイス・デ・リフト(バイエルン / 24歳)
アーセナルのコーチングスタッフも太鼓判のバイエルン・ミュンヘンのオランダ代表マタイス・デ・リフトさんという方も噂に上がっている模様。
( The Athletic )
オランダ人ということもあり、ボブ・シュクライバー感ある。
しかしニコちゃん、ボブちゃん共、契約内容や金額的な部分で折り合いは難しいとのことですが、「火のないところには…」とも言うので、一応気に留めておきます。
CB ウスマン・ディオマンデ(スポルティングCP / 20歳)
スポルティング所属のCBウスマン君はずっと偵察を続けてきた一人らしく、この冬噂されている一人。
190cmという体躯と黒人選手特有のバネを併せ持ったフィジカルタイプ。
ただバイアウト条項€80mが設定されているらしく、その辺がクリアできるのか問題。
SB フェルディ・カディオグル(フェネルバフチェ / 24歳)
Arsenal will knock on Fenerbahçe’s door for the 24-year-old versatile fullback Ferdi Kadıoğlu this month. [@aspor] pic.twitter.com/3oo3tuCVSe
— Z (@ZRAFC) January 4, 2024
カディオグルはオランダのNECナイメヘンの下部組織で育ち、2018年7月にはフェネルバフチェへ移籍。
トルコ人のパパとオランダ人のママを持つハイブリッドで、トルコ代表として11試合出場、トルコのスュペル・リグでも32試合に出場し3ゴール5アシストを記録。
両サイドでのプレーが可能で、冨安同様ユーティリティ性の高さが重宝されそう。
フェネルバフチェは£25m設定。クラブは残留を望んでいるものの、満額払えるようであれば可能性大。
SB セルジ・ロベルト(バルセロナ / 31歳)
バルサのセルジ・ロベルトさんという方がSB候補で挙がってるっぽいです。
( Express )
複数のポジションでプレーできるユーティリティ能力と経験に、以前から興味を示していたとのこと。本人もシャビの元では将来が保証されておらず、新天地を探しているようです。
30オーバーのジョル爺が一月にやってきたように、ワンチャンあるのかもしれません。
ミッドフィルダー関係
ジョルジが2024年の夏まで、パーティの動向も不透明な中、ライスのバックアッパーとして数人の選手の名が挙がっています。
MF ドウグラス・ルイス(アストン・ヴィラ / 25歳)
2022年9月に3度のオファーを秒で弾かれたドウグラス・ルイスにも引き続き熱視線。
( The Athletic )
2017年夏、ブラジルの名門ヴァスコ・ダ・ガマからマンチェスター・シティにやってきたルイスさんですが、なかなか出場機会を得ることは出来ず、2019年7月にアストン・ヴィラに避難。
以降不動の中盤として暗躍、在籍5年目の今シーズンは公式戦14試合6ゴールをマークするなど、好調ヴィラの主軸となっています。
ちなみにフルネームは「ドウグラス・ルイス “ガブリエル” ソアレス・デ・パウロ」。
是非「第4のガブ爆誕」に期待したいところではありますが、こんなヴィラの心臓をエメリンが手放しちゃうとは思えませんが…
ちなみに2年前、三顧の礼を行った際の最高額オファーは£25mともはやタダ同然。そんなうまい話このご時世あるわけないって話。
ちなみにアストン・ヴィラは、ああ見えて、ニューカッスル、シティに続く金満第三勢力。金銭的には余裕があるため盛大に吹っかけられるにきまってるし、もしワンチャンあるとしても夏に勝負になるんじゃねぇかなぁ。
MF マルティン・ズビメンディ(レアル・ソシエダ / 24歳)
もう一人長期的なターゲットとして名前の挙がっているのが久保君の同僚、マルティン・ズビメンディ。
( The Athletic )
しかし彼が所属するレアル・ソシエダは、リーガこそ6位と伸び悩んでいますが、CLはグループステージを無敗で首位抜けするなど絶好調。
テタさんが好きそうなツラではありますが、スビスビとの交渉もめっちゃ難易度の高いものになることでしょう。
MF アンドレ・トリンダーデ(フルミネンセ / 22歳)
フルミネンセのMF、アンドレという人も移籍が噂されている選手です。
アンドレといっても、練習に遅刻しそうになって、時速200kmで車ぶっ飛ばして捕まったアンドレではありません。
別のアンドレです。
エドゥがブラジルコネクションを活かし発掘された選手で、リバプールとの争奪戦との噂も。
昨年末、実際アーセナルのクラブ関係者がブラジルのトレーニング場を訪れ視察。本気度を見せています。
ちなみにツラは、類まれなるブレダン(ブレイキングダウン)フェイス。
突然掴みかかり、すぐに試合決定しそうなツラですが…
まぁでもブラジルならこの時期ワンチャンあるかもしらん。
MF アルトゥール・フェルメーレン(ロイヤル・アントワープ / 18歳)
ロイヤル・アントワープ所属のベルギー代表MFアルトゥール・フェルメーレンさんも噂に挙がっています。
フェルメーレンという名前だけで即合格ですが、18歳という未知なる競合枠として来ちゃうのか!
フォワード関係
一人でなんでも出来るFW & サカのバックアップがいればって感じですが、果たして。
FW (ア)イヴァン・トニー(ブレントフォード / 27歳)
187cmのフィジカル系長身ストライカー、賭博王イヴァン・トニーも噂の一人。
しかし賭博王だけあり賭け事には目がなく、実際賭博規則違反で8ヵ月の出停処分中。素行に問題がある選手に厳しいテタさん的にはクエスチョン?
また同僚FWのムベウモが怪我で長期欠場中ということもあり、直近5連敗中のブレントフォードが手放すかどうかは甚だ疑問。さらに移籍金£80m設定は無理ゲー、一切売る気ねぇって話。
ロマーノ神も「売るにしても、冬じゃねぇだろうな」との見方。
🚨🐝 Thomas Frank announces Brentford have no plans to sell Ivan Toney in January: “Yes, he’s staying”.
“He is a Brentford player. I can’t see why we would sell him and I would love to have him for a longer time”.
“It needs to be an unbelievable price. So he will stay here”. pic.twitter.com/ZzRf9HnDSK
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 4, 2024
ちなみに日本読みは「イヴァン・トニー」ですが、現地呼びは「アイヴァン・トニー」。日本でいうIKEA(イケア)が、をこちらでは「アイケア」と呼ぶみたいなもんかも。
FW ヴィクター・オシムヘン(ナポリ / 25歳)
昨シーズンはセリエAで26ゴールを記録し、ナポリ33シーズンぶり3度目のスクデットに大きく貢献したオシムヘンも噂の一人。
一人でなんでも出来るストライカーとして、今季も公式戦18試合出場で8ゴール3アシストと活躍中。
しかしナポリは、移籍を見据えオシムヘンと契約延長を行ったバカリ。これで一気に移籍解除金は€130mに爆上げされたという話も。
やれんのか!
FW ドゥシャン・ヴラホヴィッチ(ユヴェントス / 23歳)
新たな季節の風物詩ヴラホビッチさんもリストアップ。
( Daily Express )
ちょうど去年の今頃「アーセナルにヴラホビッチ来たる!」と煽っていたような気がしますが、ビッチさんはユーヴェ直行。「夢のユーヴェに骨を埋めたい」という夢を叶えました。
しかしその後、フィオレンティーナ時代の活躍はなりを潜め、ゴール数も低迷。現在は出口のないトンネルに入っちゃってる模様。
そんな中救いの手を差し伸べようと立ち上がりそうなのが、ミケル再生工場のアーセナル。しかし問題は移籍金。
£52m設定のユーヴェと£35mのアーセナルには大幅な隔たりがあり、この差を埋められるかどうかが勝負とのことですが、果たして?
ちなみにユヴェントスの偉い人は「ブラホは売り物じゃねぇよ」とのこと。
🚨🇷🇸 Juventus director Giuntoli: “Bid from Arsenal for Dusan Vlahović? We don’t know anything about that story, there’s nothing”.
“Vlahović is NOT for sale”. pic.twitter.com/cvE7bJEpMV
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) January 4, 2024
WG ペドロ・ネト(ウルヴス / 23歳)
こちらも季節の風物詩となりつつあるペドロ・ネト氏。今宵もサカのバックアッパーとして名前が挙がっています。
ハムの怪我による長期欠場から復帰したばかりのネト氏ですが、現在3連勝と好調を維持するウルヴスが放出する理由は一切ないって話。
移籍金も50とか60とか言われてるので、まぁまぁ厳しい。
ロマーノ神も「アーセナルにハマると思うが、冬じゃない。あっても夏!」との見方。
🗣️| @FabrizioRomano: “Arsenal are being linked again with Pedro Neto, and it’s hardly surprising after his fine form for Wolves, while it’s also clear the Gunners are not quite clicking in attack at the moment.
“Still, I think this is a difficult one for January, so it could be… pic.twitter.com/Cvc0SmXDyE
— Arsenal Buzz (@ArsenalBuzzCom) January 4, 2024
FW キリアン・ムバッペ(PSG / 25歳)
最後大トリはびっくり仰天のムバッペ。
( Football.London )
PSGとは今季限りで契約満了となっており、一月が売却最後のチャンスということで、football.Londonは「冗談ではなくなってきた!」としています。
ただ問題はその天文学的な年俸。アーセナルのTOPサラリーは幅さんの週給280,000ポンドですが、ムバッペの要求額はおそらくその2倍近く。
「アーセナルがそれに耐えられるか、あるいは交渉次第で」ということになりますが、、、
これに関してだけ言わしてもらえれば、、、
初夢ありがとうございます!
もう夢でいいよ、夢で。
冬の獲得候補まとめ
いかがだったでしょうか。
冬の移籍市場はシーズンど真ん中。どこも苦しい台所事情で戦っている最中、全てのポジションをベストなメンツで補完するのはまず不可能。
各ポジション候補を見ても、明らかにチームの主要人物だったり大黒柱。そんな選手をそう易々本移籍で手放すわけないって話。
もし手放すとしても、間違いなく足下見られて法外な値段をふっかけてくることは不可避。夏に200m近く使ったアーセナルは予算的にもなかなか難しい。
そうなると大事なのが補強の優先順位。ターゲット一点集中が必須となってきます。現在明らかに足りてないのは、冒頭申し上げた通りディフェンダー陣。
サリバ、ガブちゃん、どちらかが抜ければ確実に詰むし、SBも同様、アジアカップで不在となる冨安が計算出来ないとなれば即戦力一人はマスト。それは昨シーズンを見てもらえれば一目瞭然。
前線はなんとかなっても、守備陣だけはどうにもならない!
というのは全グーナー納得のところ。
ということからも、一人は補強したいところですが、ぶっちゃけ、能力値の高い選手がこの時期ふらふらしているわけもなく。
とはいえ、ローンの選手や、遠藤やキム兄のような安価でどハマりする選手、夏にフリーになっちゃう人を捕獲出来る可能性はワンチャンある。
とにかく今必要なのは、今後を見据えた長期的なビジョンと、タイトル争いをするのに必要な短期的なビジョンのバランス。
口では言えるけど、死ぬほどクラブ運営って難しいよな!を改めて実感するバカリです。
まぁ何はともあれ、スカウト陣の交渉力と油田噴出を夢見ながら、最後まで全力でレッツダンス!
コメント
ケイヒルに引退させられた選手の仇討。延々と考えていたシウバ氏。
レフリー、サッカー教育、ヘディング。ライセンス。FAが無能な組織と証明する事。
やろうと思えばすぐできたかもしれない。が、別の暴力で報復される可能性。
アーセナル、ライスでなければならなかった。
この事実をアーセナルファンはどう受け止めるべきか。
私は(ライスが馬鹿の代表だとしても)誇りに思う…と平然と言える。
差別は問題解決を放棄した人達によって。アルツハイマー放置が一番解りやすい。
強豪に惜敗。中堅にぼろ負け。同数で守るダイチ氏のチーム。
海上ゴミの様に揺れるFAフォーメーションからの離脱。
一朝一夕にはいかないが、英国人の中にも同志は存在する。
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