アンリがまさかのカミングアウトです。
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ティエリ・アンリがうつ病を告白
当時MLSのCFモントリオールの監督を務めていたティエリ・アンリ。そんなアンリは、うつ病に苦しみ、2020年コロナのパンデミックが始まった当初は、理由もなくほぼ毎日泣いていたと語っています。
( The Athletic )
モントリオールでは孤独だった。1年間子供たちに会えなかったのは本当に辛かった。
ほぼ毎日泣いていた。理由はわからないけれど、涙が止まらなかった。
僕は子供の頃から「止まるな。歩き続けろ。右足を出したら左足を出せ!弱みを見せるな」と父に言われて育てられた。
でもこのコロナで歩みを止めたとき、自分は暗闇の中にいたことに気づいたんだ。
僕も一人の人間だ。感情がある。自分のキャリアを通じ、生まれてからずっと、私はうつ状態にあったのだと思う。
正式にうつ病だと診断されたわけではないし、克服するために何かをしたわけでもない。
ただこれまでは自分を騙し騙し、この感情が行き過ぎないようコントロールしていたような気がする。そして選手でなくなった時、それが一気に溢れ出してきたのかもしれない。
これまでうつ病を告白したサッカー選手
これまでうつ病を告白したサッカー選手としてイニエスタが有名ですが、アーセナルではメルテザッカーも現役時代の苦悩をカミングアウトしたことがあります。
また統計的にも「サッカー選手の3人に1人強が鬱や不安障害」というレポートもあります。
3人に1人といえば、”ほぼほぼ”です。
僕は「フットボールはメンタルのスポーツ」だと思っています。
怪我やチーム内の競争、周囲の期待などプレッシャーの要因は様々です。
また現在は衛星中継やSNSの発達により、全世界60億人の前でプレーし、常に批判の的に晒される状態にあります。
「アイツが出場すれば負けない!」とサポに持ち上げられたムスタフィも、たった一つのミスで戦犯扱いされSNSが炎上し、精神を病んでしまい、再び浮上することが出来なかった一人です。
そして今回のアンリのカミングアウト。
あのアンリでさえもなのです。
罵詈雑言と意見は全くの別物。
アンリの場合は父親がその理由ではありますが、誰かのふとした言動で、愛すべきチームが崩壊してしまう可能性のあることを、我々は知った方がいいのかもしれない。
そう思うのです。
P.S.
その後アンリは元気?というご心配の声を沢山いただきました。
アンリは「家族の理由」でカナダの監督を辞任し、現在は家族のもとに戻っています。
そして先日FIFA男子最優秀選手を受賞したメッシに代わりトロフォーを受け取ったアンリ。
Arsenal legend, Thierry Henry will take any opportunity to mock Spurs…🤣
Thierry Henry on accepting The Best FIFA Men’s Player Award on behalf of Lionel Messi: “I am happy to accept it because I never won this award myself.”
He then turns to Reshmin Chowdhury, a Tottenham fan,… pic.twitter.com/8GpdXhAmFn
— now.arsenal (@now_arsenaI) January 15, 2024
「こんな賞は受け取ったことがないので幸せです」
さらにスパーズファンのReshmin Chowdhuryの方を見て
「君はスパーズのファンだし、普段トロフィーを手にすることはないと思うから、これはもらった方がいいかもね。ありがとう!」
だいぶ戻ったと思います!
コメント
サポーター。本当にチームの為に何かしようと思っているのなら、途中で帰ったりしない。差別チャントもしない。移籍情報には、心を痛める筈。
他人を傷つけたいという欲動を正当化する為に、サポーターという言葉。
動物愛護と同じ。悪魔的な本性を隠蔽、便利と思っている。
内部スタッフに問題。利敵行為が多すぎる。アーセナルは世界的なチームで在ろうと努力し、戦い続けているクラブ。そこで給料をもらいながら差別主義者に与。…プロスポーツというものを誤解している。
アメリカは野球を発明し、自国内で「ワールドシリーズ」と。
民主主義の理念。建前は通し続けている。天文学的な契約。怪我などでお釈迦になったとしても、火あぶりにならない文化。
残念ながら今の処、サッカーは負けている。