ハヴァーツ覚醒の秘密が判明しました。
スポンサーリンク
特級呪物ハヴァーツ完全覚醒の理由
昨季の入団以降、なかなか結果の出なかった幅さん。
デビュー当時は、傍から見ても全くチームにフィット出来ず、かなり苦労しているように見えました。
しかしシーズン中盤頃から徐々にゴールを積み重ね、終わってみればプレミア&CL合わせシーズン14ゴールを記録。
先週末のセインツ戦でもダメ押しゴールを決め今季は既に5ゴールと、「幅さん完全覚醒」と言っても決して過言ではないでしょう。
チェルシー時代はなかなか結果が出ず「特級呪物」と罵られていた幅さん。そんな彼が何故ここで覚醒出来たのか?不思議に思われる方もいらっしゃることと存じます。
しかしその驚愕の秘密が、セインツ戦後アルテタの口から語られていました。
それがこちら。
Mikel Arteta brilliantly explains Kai Havertz’s transformation:
“Love. He’s a player that needs a lot of love. He needs to feel protected. He needs to feel chemistry around him. He’s one of the most likeable guys I’ve met in my life.” ❤️
🔗 https://t.co/t4f3wOVtRn pic.twitter.com/5I2l76ohyf
— Hayters TV (@HaytersTV) October 4, 2024
まぁ、シンプルに愛ですよ、愛。
アイツは、かなり愛を必要とする選手だから。
護られてないとダメな人間というか、周りとの繋がりを必要とする人間なんですよ。
正直アイツは、俺が人生で出会った中でも、最も好感の持てる選手の一人だよな。
球蹴りでも人生でも、アイツ自身、皆に色んなものを与えてるし、かといって欲しいのは見返りじゃない、アイツはただただ人との繋がりを欲しいだけなんですよ。
最初は俺たちから始まり、それが徐々に外の人間、サポーターへと拡がって、その瞬間アイツは別次元の、とんでもない自信を得たんじゃないか?あぁ。
以上のように、
特級呪物★完全覚醒の秘密は「愛」でした!
シンプルに愛だったのです!!
でもそれは薄々みんなわかっテタ…
何故なら、幅さんが覚醒始めたのが、9.30ボーンマス戦のあのゴールだったから。
Account opened ☑️@kaihavertz29 💛 pic.twitter.com/ExURF2owdO
— Arsenal (@Arsenal) October 1, 2023
それまで鳴かず飛ばずだった幅さんに、サカがボールを渡して蹴らせたペナルティ。
幅さんはしっかりそれを決め、遠慮気味の打点の低いセレブレーション。
メンバーみんな我が事のように歓んだよね。
そしてサポもワカワカチャントで大歓喜!
— Arsenal (@Arsenal) October 1, 2023
間違いなくここからですよ。
29番台に「確変」が入ったのは。
テタさんの言う「愛」ってのは、あながち間違いじゃない。
特級呪物の幅さんを覚醒させたのは、十中八九「愛」なのです。
アーセナルで一番好きなゴールは?
ところで、よく「アーセナルで一番好きなゴールはどれですか?」という質問をいただきます。
そこでいつも迷わず答えているゴールが、
08/09 3.14 ブラックバーン戦のエブエのPKです。
このPKは、ブラックバーンという格下相手の、特にゴラッソでも、歴史を変えたゴールでもありません。
でも「アーセナルのゴール」といったら俺の中ではこれ。
「あぁ、お前エブエ好きだもんな?」と言われそうですが、確かに歴代アーセナル選手の中で一番好きな選手はエブエではありますが、でもそれが理由ではありません。
では何故か?
この試合前のエブエはやることなすこと全てが裏目、チーム内でも一人空回りしているような状態で、ホームのエミレーツでさえ「とっとと交代しろ!」とブーイングが起こる始末。
そんなどん底の中行われた黒板戦。
83分、交代で入ったエブエが、アルシャビンからのクロスを押し込みまさかのゴールで一点目。
そしてアディショナルにペナルティをゲットするのですが、
そのキッカーが、これまたまさかのエブエ。
この試合にはストライカーにはアルシャビン、ヴェラ、なんならディアビまでいたのに、選ばれたのがディフェンダーのエブエだったのです。
そんなエブエはしっかりゴールを揺らし、この日2ゴールを記録。
その後エブエは徐々に調子を取り戻し、再びチームに溶け込んでゆくのです。
ご覧ください。アーセナルが誇る、その素晴らしいゴールシーンを…
確かに3-0だし、誰が蹴ったって良かったかもしれない。
でも、これほど愛のある譲り合いは観たことがない。
その証拠に、ゴール後エブエに駆け寄るチームメイトの姿見てよ!
ただただPKを決めただけだぜ?
選手達はいつもそばで見ていた。ブーイングを浴び、徐々に笑顔をなくしていくエブエの姿を。
そんな選手だからこそチャンスをあげたい。
でも実際それが出来るクラブどんだけあるよ?
そして、あれから15年の時を経て、まんま同じことがボンマス戦でも起きた。
アーセナルのモットーは「Victoria Concordia Crescit」。
訳すと「勝利は調和の中から生まれる」。
この愛のDNAは、ヴェンゲルからアルテタに確実に受け継がれている。
そして幅さんの覚醒は起こるべくして起きた、そう思うのです。
特級呪物の呪い返しはまだ始まったバカリ!
コメント