世間では次期イングランド代表監督が話題ですが、そんなことより、俺たちのジャック・ウィルシャーがノリッジのファーストコーチに就任しそうです。
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ジャック・ウィルシャーがノリッジの”ヘッドコーチ”に就任?
昨日10月17日、突然降って湧いたようなこのニュース。
🚨 Norwich are expected to appoint current Arsenal Under-18s manager, Jack Wilshere as head coach in the next few days. 🔜👀
The former midfielder knows Norwich’s sporting director Ben Knapper from his time as Arsenal’s loans manager. 🤝
[@BBCSport] pic.twitter.com/nFjhJTDAVY
— DailyAFC (@DailyAFC) October 17, 2024
BBCによると、ジャック・ウィルシャーが数日中にノリッジの”ヘッドコーチ”に就任する可能性が浮上。
ジャックとノリッジのスポーティング・ダイレクターであるベン・ナッパーは、ナッパーがアーセナルのローン・マネージャー時代からの知り合い。
現在アーセナルでU18の監督を務めるジャックですが、ノリッジの”ヘッドコーチ”就任の可能性が出てきました。
経緯としては、現在ノリッジのスポーティング・ダイレクターであるベン・ナッパーさんとの関係性。ナッパーさんは以前アーセナルで敏腕ローン・マネージャーを務めていた人で、その時代からの付き合いのようです。
ローン・マネージャーとは何か?
ところでベン・ナッパーさんがアーセナルで勤しんでいたという「ローン・マネージャー」なる肩書き。全く聞き慣れない役職ですが、一体どんな仕事なのか気になった方も稀にいると思うのでざっくり。(givemesport.com)
「ローン・マネージャー」というのは、読んで字のごとく、選手のローンをサポートする、育成リクルーメントスタッフのことのようです。
具体的には、選手(特に若手選手)の将来を見据えて分析を行い、国内外問わず、適切なローン先を探して交渉したり、移籍先での経済面や精神面を含めサポートをし、トップチームへの足がかりを築くという大事な役職。
最近では多数のクラブが若手選手を抱え、その中からトップチームに引き上げるというシステムが主流となっているため、若手選手育成に特化した役職と言えるかもしれません。
そこまで細分化されてるのかよ!と驚きを隠せませんが、セットプレーコーチやスローインコーチまで存在する時代、そんな役割の人がいてもなんら不思議ではありません。
そんな中このベン・ナッパーさんはアーセナルのローン・マネージャーとして辣腕を振るっていた方のようで、ジャックの将来を考える上で、ローン先としてはこれ以上ない環境と考えての打診だったに違いありません。
ジャックは「監督」ではない?
ところでロマーノ神からも、ジャックはノリッジの”ヘッドコーチ”就任間近とのお告げ。
🟡🟢 Jack Wilshere, on the verge of becoming new Norwich City head coach as the agreement is being completed.
Talks started today as @cjsouthwell1902 reported and Arsenal are prepared to give the green light. pic.twitter.com/zy3wftx3SA
— Fabrizio Romano (@FabrizioRomano) October 17, 2024
ところでこのロマーノ神からのXのお告げには、下記のようなコミュニティノートが付いております。
それがこちら。
Fabrizio is wrong, Wilshire will be a 1st team coach, but not the head coach, this is Johannes Hoff Thorup. Wilshere poised to leave Arsenal to join Norwich – https://www.bbc.com/sport/football/articles/cy80zzqnjqno
ファブリツィオは間違っている。ウィルシャーが務めるのは「ヘッドコーチ」ではなく「ファーストティームのコーチ」である。監督(ヘッドコーチ)はヨハネス・ホフです。
ジャックが就任するのは「監督」ではなく「ファーストティームの何らかのコーチ」
翻訳によっては「head coach」で翻訳すると「監督」と出てくるし、とはいえフットボールにおいて監督は「manager」だったりするからややこしい。
結局、監督・コーチ、どっちなん!?
BBCの記事によると、
Wilshere will replace Narcis Pelach who left Norwich last month to join Stoke City as head coach.
ウィルシャーは、先月ノリッジを離れ、ストーク・シティの監督(head coach)に就任したナルシス・ペラックの後任となる。
ここでも「head coach」が使われていますが、ノリッジを去ったナルシス・ペラックなる人物は、現在ストーク・シティの監督(head coach)。
いやマジどっち???
ちなみにナルシス・ペラックさんの後任というわけで、ペラックさんがノリッジ時代何をやっていたかというとアシスタント・マネージャーでした。
アシスタント・マネージャーとは、読んで字の如く監督を補佐する人。
アーセナルでいえば、アルベルト・スタイフェンベルフにあたる人です。
それでは現在のノリッジの監督は誰なのか?
先ほどXのnoteに「ヨハネス・ホフ」とありましたが、
ノリッジ公式のファーストチームのスタッフ一覧を見ると、間違いなく「ヨハネス・ホフ」さんが現在の監督(Head Coach)らしい…
また “Head Coach” 表記…!
「ウィルシャーはノリッジのアシスタント・マネージャーになる!」
とハッキリ明言してもらえればわかり
やすいのに「ウィルシャーはノリッジのヘッドコーチになる」表記は、
きんに君もパニクるくらい紛らわしい限りですが、
おそらく、監督ではなく、アシスタント的なコーチなのでしょう。
いずれにせよ、ユースの監督からクラブのファーストコーチ就任は間違いなく栄転。
ジャックはいつか来るべき日に備え、着実にそのステップを踏んでいるのです。
というわけで、
ジャックの10年前のこのゴールを見ながら、その日を楽しみに待ちたいと思います!
11 years ago, Jack Wilshere finished off a perfect team goal ✨
(via @Arsenal)pic.twitter.com/XgiJyETCRJ
— B/R Football (@brfootball) October 19, 2024
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