ブルームバーグによりますと、アーセナルはエミレーツ・スタジアムを拡張し、収容人数を8万人にすることを検討している模様。
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エミレーツが80,000のメガスタジアムに!?
現在のスタジアムのキャパは60,704人ですが、これを8万人収容ということは約19,000の増設ということになります。
クラブ関係者がESPNに語ったところによると、
「計画についての詳細を話すのは時期尚早だが、内部での話し合いは始まっている。簡単な改修ではないが、そこに可能性を見い出そうとしている」
とのことで、改修に前向きのようで、もしかすると近々公式にも発表があるのかもしれません。
記事には「増設工事の間、本拠地の移転が必要」とありますが、アンフィールドなんかは現状を維持したままスタンド増設を行っていたので、移転することなく増設は可能かもしれません。
てか「増設前提でエミレーツを建設した」とかいう話なかったっけ???
それはさておき、何故アーセナルはスタジアムの拡張を検討しているのか?
その理由はふたつ。
観客数の増加と入場料収入の獲得です。
プラチナ化するアーセナルチケット
観客数については言わずもガナ、ここ最近アーセナルは優勝争いを演じており、メンバーでも抽選に当たらないと購入できないほどのプラチナチケットとなっています。
ただこれには、ネットの個人間のチケット売買サイトというのも大きく影響しており、見に行かなくても申し込むヤカラが大量出現というのもこれに拍車をかけています。
ちなみに ticket-compare.com なる某ダフ屋サイトによると、嘘か本当かわかりませんが、シーズンチケットのウェイティングは約10万人となっており、推定待ち時間は少なくとも20年と言われています…(に、20年!?!?!?!)
これをなんとか解消しよう!ってのが一つの理由です。
ゲート収入
またもう一つが入場料によるゲート収入。
(Sportsjournal)
2023年の1試合におけるエミレーツの年間興行収益
1試合の平均入場者数: 59,498人
1試合の興行収益: 約£3.1m(6.2億円くらい)
これを年間の試合数で換算すると1試合平均
リーグ戦: 19試合
CL: 3試合
年間22試合: ざっくり£68m(約136億円 ※1ポンド200円換算)
キャパ80,000人の年間興行収益シミュレーション
1試合の平均入場者数: 79,000人(仮)
1試合の興行収益: 約£4.1m(8.2億円くらい)
リーグ戦: 19試合
CL: 4試合
年間23試合: ざっくり£94m(約188億円 ※1ポンド200円換算)
以上のように、入場料だけで年間£30mの収入が見込まれます。
こういった背景には、プレミアリーグの新たな規則が策定される可能性があるようなのです。
その内容がこちら。
(sky)
欧州のコンペティションに出場するクラブが移籍金、サラリー、代理人料に使えるのは収入の70%に限られる。欧州予選に出場できないクラブについては85%まで。
つーわけで、将来に備え収益を増やさないといけない感じになってるみたいで、これも要因の一つかもしれません。
ちなみに80,000のキャパは、ウェンブリーの90,000に次ぐ2番目に巨大なメガスタジアムとなります(ちな3番目はオールドトラッフォードの74,310人)。
ところでお隣のトッテナムは、せめてスタジアムくらいは勝ちたい!!ということで62,850キャパで新スタジアムを建設したわけですが(エミレーツは60,704)、
もしエミレーツを拡張した場合、隣のおトイレも更なる増設があるかもしれません。
コメント
NO.10の隣国。全面的な政治的支援。隠語で財務問題を語っている。
他国からご指導頂かないとなにも出来ません、英国国民全員馬鹿です、と。
「一致点を見出して」「細かい文言に合意を」
別の減税策、厚労省の説明。「政争の具にせず、着地点を見出す」
此れこそがっぷり四つ。
トランプ次期大統領、総合格闘技観戦。…嘗て。
「ある。ばれて社会問題になったりする。殆ど真剣勝負」とでも。眼光鋭く相撲観戦。プロレスのプロモーターでもあった。
他者との付き合い。其れは互いに何かを与える、という箏だと英国に言いたい。
BGMはMARAKA「彼女を苦しめてremix」