「超豪華！年末守備練94分SP」プレミア16-17 アーセナル v ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン

Arsenal 1-0 West Bromwich Albion

Mon 26th Dec 15.00 Emirates Stadium

スターティング: 今季も始まっちゃったから本腰入れて更新しなきゃ！

ジルー師

イヲビ君　高田先生　アレク

シャカ　番長コケリン

ギプス　コッシー(C)　ガブちゃん　ベジェりん

とにかく守護神ペトルチェフ

■ゴール: ジルー師 (87)

■交代：
70 ギプス→ナチョス
70 イヲビ君→ペレっさん
75 番長コケリン→ラムジー

■レフェリー: Neil Swarbrick 59,925

■メモ: 14 5 425

 
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神様仏様ジルー様！！！

 

年末年始地獄のロード、エヴァトン、シッティ2連敗により、毎年恒例行われていた豪華クリスマスパーティーを急遽中止してまで照準を合わせてきたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦。

いやぁ圧倒的でしたね。

それはパス本数からみてもおわかりいただけると思います。

蹴りも蹴ったり、

トータル815本！

 

ま、通常何本なのかがアレなんで、アレですが、、、

ま、多分とにかくすごいアレです！

ポゼッションも凄くって、前半なんて8:2、劇団員以外はなかなか観ることのない数字！

 

とまぁ、圧勝間違いなしのスタッツではありますが、内容はといえば「ハラハラ・ドキドキ」ではなく「ドキドキ・ダズーン」の連続で、ピューリスの術中にまんまとハマっちゃった感じなのでした。

そらそうですよね？

ボックスに10人いるんすから。

「勝ちを捨てた戦術家最強説」を改めて実感なのであります。

はいそれでは、そんな数字を越えたウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦、振り返ってまいりましょう。

 

前半

クロスマス翌日ボクシングデーということもあり、エミレーツはわりとがらっがら。

皆さん実家のテレビで観ているんでしょうきっと。

 

この日瀬尾君、チェンボ両翼不在ということもあり？ついにジルーがTOPで先発、サイド・アレクとの共存です。

 

そして左サイドはサンタ履きのイヲビ君。

チェンボのいない隙、ちょっと雑なファンタスティックプレーでレギュラー定着を狙います。

 

あ、ベジェりん頭にワッカつけた！

ベイルみたいにならないことを祈るバカリですが、逆サイには久々ギプスがリーグ戦先発！

そしてムスタヒに代わり留守番を任せられているガブちゃんは、今日はそれほど来客がなく、類まれなる潜在能力を魅せつける事が出来なくて残念！

 

さて、ポゼッション8:2。

聞こえは良いですが、決して試合を支配してのこの数字ではありません。ようは「持たせられてる」っていうアレ。

そらそうっすよね？ボックスに10人いるんすから。必然的にこの数字にならざるえません。

そんなウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの試合に取り組む姿勢。

 

無気力サッカー

アンチ・フットボール

フットボールへの冒涜

 

どこぞの劇団員の方々なら、皆さん口をそろえてそうおっしゃる事でしょう。

 

でもね、俺はこれも立派な大作戦だと思っております。

プレミア下流クラブが残留するにはこれが一番堅実な方法！！！

みたいな情報商材が出回ってもおかしくないくらい、この格差社会を生き抜いていくうえで大事な選択だと思うわけです。

「ピューリスよくやった！」と心から賛辞を贈りたいほど。（ちなみにこれがビグザムならここまで見事じゃないだろうしな）

ただまぁ、俺のセセニョンがいたら、もうちょっと違う展開いけたかもだけどな・・・。

うーん、セセニョン！！！

後半

後半も情報商材通り、ゴリゴリのベタ引きな田舎もんに特攻かけるアーセナルという展開。

さらに、田舎選手はすぐ倒れこみ、キーパーはなかなか蹴らないっていう、

格下恒例、

恐怖！

牛・歩・戦・術！

こえーよー。

 

時間だけが刻々と過ぎてゆく中、しびれを切らしたギプスがリアルに正面突破を図りあえなく玉砕・・・。

あちゃー・・・。

その後はあえなく交代となったわけですが、大丈夫だったんでしょうか・・・。

 

その後もゴールを囲み、アレク、高田先生を中心にボール回しの練習！

アレクの個人技もあえなくバー直撃！

 

ところで毎回言ってるけど、魅よ！先生の芸術的インサイ！

天才こそ、基本に忠実！

 

それはさておき、このウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンの戦術について、スポナビライブ解説、元バスケ鶏の戸田さんが、非常に興味深い選手目線でこんなことを言っていました。

「ウェスト・ブロムの選手はディフェンスの練習やってるような感じで、サッカーをプレーしてる感覚はないでしょうね」

なるほどなぁ。確かにそうですよね。

飛んできたボールを弾いて、また次の攻撃に備えるっていうだけのゲーム。

※この日のスポナビライブは、ゲスト解説に元アーセナル優勝メンバーの稲本も参戦で、西岡、稲本、戸田と試合そっちのけのおもしろ鼎談！これがあまりにも面白かったので、後ほどまとめたいと思いまーす。

 

しかしウェストブロムウィッチアルビオンの人も贅沢やなぁ、こんな贅沢なメンバー相手に守備練習が出来るなんてなぁ・・・。

ま、せっかくのクリスマスに田舎からわざわざ出てきてくださったわけです。ならばさらに強度を上げて差し上げようではありませんか！

というわけで、満を持してペレっさん投入！

いやぁ、これが効きまくり。

ワンランク上の守備練に突入！

おっしー！！！

 

そして練習も終了間際87分、最後は先生・ジルーのホットラインでしたな。　

先生からのピンポイントクロスに、相手に抑えこまれ、身動き取れないジルーの渾身ヘッド！これがキレイなループを描きへっぽこGKフォスターさんの頭上を越えゴールの中へ…。

いやぁ、ちょっと高度すぎましたかね？

 　

高度すぎましたな！

そしてロスタイム4分。「久々のクリーンシート、回してもいいと思うんですけど」という西岡さんを尻目に、最後の最後まで続くアーセナルの攻撃練習に、まだクリスマスの余韻漂うエミレーツはほっこりした空気に包まれたのでした。

 

そして試合後の西岡・稲本・戸田トリオのやり取り。

西岡「なかなか最後まで、渋いゲームでしたね稲本さん！」

稲本「いやぁこれは、かなり渋い…プロの人が見る試合でしたねぇ。これを初めてみる視聴者だと、ちょっとおもしろくないのかなあていう…」

西岡「戸田さん、これご自宅ですと、ちょっと他の試合どうかなぁ？とか…っていう（気が散っちゃう）くらいの…」

戸田「いや、そなことないです。そなことないです」（薄ら笑いできっぱり！）

西岡「これ最後までどうなる！0-0でいっちゃうのか！っていう？」

戸田「（WBA目線で）守り切ってやる！っていう執念みたいなもの。そういうのを伝えるのがボクの仕事だと思いますけども、まぁあんだけプランたてて、負けてしまったっていうのはほとんどサッカーしてる感覚はないので、疲労感は凄いと思いますよ」

稲本「バスでこれからバーミンガム帰るんじゃないですか？…2時間くらい？…」

これ、試合そっちのけでおもろいかったです！

またこのコンビ観たいぞスポナビライブ！

 

そしてピッチ上には、下々の者に祝福される、我々の神様仏様ストライカー様の姿が。

またあんな泥くせぇくせに神々しいシュート観たいぞジルー！

 

次節は年明け1.1エミレーツ、クリスタルパレス！

 

皆さん良いお年を！

 

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